本線
500系のぞみ新幹線専用運転台の製作


 天賞堂のプラ製500系新幹線の入線を記念して、リアルな運転台型コントローラーを
作成しました。
まず500系運転台の写真が掲載されている本はないか、探し回ったところ子供向けの新幹線の図鑑に真正面から撮影してあるものを発見しすぐに購入。

 本の写真をパソコンのスキャナで取り込んで、多少の画像加工とサイズ調節をして光沢紙に印刷してベニアで作ったベースに貼り付けます。
天賞堂のプラ製500系新幹線6両編成は、Nのコントローラー1台でも十分なスピードで走行しましたが、2ハンドル制御と将来の増車を考え、トミックス製の1ハンドルコントローラーを2台中古で調達し、分解して並列接続することにしました。
  新幹線の運転台は右がマスコン、左がブレーキになっています。

 分解したハンドル部分を左右に並べ速度調節用ボリュームが両外側になるように配置して、真鍮棒で結合し左右のボリームが同じ動きをするようにします。
 
 ボリュームの配線は、ハンドルを手前に引くと左右のボリーム共加速するようにつなぎ換えます。

 真鍮棒の左右ハンドルの根元には、90度位相をかえて、ネジを埋め込みます。

 そのネジをフックとして右のマスコンは加速、左のブレーキは減速側にのみ当たるようにハンドル根元部分に切り欠きを入れます。(下図 参照)
 
 運転は、まず左のブレーキを引いてブレーキ解除し、右のマスコンを引くと加速します。
 力行運転後、右のマスコンを戻し惰行運転(トラコンではないので減速はしませんが)、左のブレーキを押すと減速するようになっています。
 これで、子供たちが夢見る新幹線の運転手気分が味わえます。

 今後は、マスターキースイッチ、逆転スイッチの組み込み、ハンドルの形状変更、などが課題となっています。